いかがお過ごしでしょうか、かにみそです。
6月末時点の資産ポートフォリオが確定しましたので、ご報告です。
2023.03期 進捗状況
資産は、3月末と比較して、1,035千円増の13,212千円となりました。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q |
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1035 | | | |
1Q | 2Q | 3Q | 4Q |
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550 | 750 | 1300 | 1500 |
証券口座外(資産運用外)の資産に対する収支は、+599千円です。
(注:株主優待は、原則資産運用への再投資ができない(証券口座内で管理できない)資産ですので、資産運用外の資産として計上しています。一部の優待がポイントに交換可能なのも理由です。)
証券口座内(資産運用分)の、円資産に対する資産変動は、+335千円です。
証券口座内(資産運用分)の、外貨資産に対する資産変動は、+100千円です。
今までの資産運用の成績・利回りを考えると上出来です。
一方で、5月以降の大きな支払いの引き落としが7月にずれ込んでいるため、負債が10万円ほど増えています。
6月末資産詳細
以下、貸借対照表と、損益計算書です。
- 雑費(生活費) ‥‥ 水道光熱費・ガス代・食費などの、実家へ入金している居住費
- 諸会費 ‥‥ 組合費・年会費など
- 交際費 ‥‥ お土産代・御祝儀代など
- 遊興費 ‥‥ チケット代
注)証券口座内(資産運用分)の収益に関しては、取引回数が多い影響で計算を簡略化しているため、少々いい加減な数字です。参考程度でご覧ください。簿記の訓練として取り組んでいるだけですので、ご了承ください。
今四半期の運用外部分の収支
資産運用外収入は、雇用によるものです。ポイント還元やキャッシュバックに関しては、ポイントを資産として計上しているため収入ということにしていますが、実際は還元です。
(給与と賞与で年収がモロバレするのでもう書いちゃいますが、年収は400万円ほどです。)
一方で、給与の約20%が税金として徴収されてしまっています。(社会保険料 ~ 所得税)
こうして収支表を作ってみて、改めて資産運用の大事さを実感しました。収入源が給与しかないと、収入全体の2割がずっと自由に使えないわけですね。また、日本は累進課税制度なので、給与が増えるほど所得税の割合も上がり(最大45%)、収入の割に手取りが少ないといった状態になります。雇用による収入は維持しつつ、資産運用による収入で雇用による収入比率を下げたいところです。
今四半期の特筆事項です。
- 旅行・自動車税・自動車保険による出費がかさみました。
- 昨年から始めたふるさと納税で、6月から住民税が減っています。
- 研修費3,500円は、簿記検定3級の受験料です。
- 購入したデジタル商品券のプレミアム分20,000円を、利益として計上しました。
- 株式のクロス取引で、贈呈優待ポイントを12,000円分増やしました。
「利益 > 賞与」ということで、ボーナスには手を付けることなく資産を増やせています。これは、「生活防衛資金が確保出来ていれば、ボーナス分はすべて投資に回せる」ことを意味します。ボーナス支給時に徴収されている税金も、毎月の給与でまかなえているのです。
今四半期の主な資産運用
資産運用全般に言えることですが、投資スタイルは人それぞれであり、以下に示す資産運用は資産の増加を保証するものではありませんので、参考程度にご覧ください。
1Qで行った主な資産運用は以下です。
- 米国株を円で買い、外貨の比率を増やす(円安対策)
- 割高になったNISA口座の米国株を外貨決済し、円貨決済で特定口座に一定数買い直す(円安対策・税金対策)
- 3月末にクロス取引した株の整理
米国株を円で買い、外貨の比率を増やす
円安がさらに進行すると思い、円の価値が高いうちに円貨決済で所有済の米国株を追加しました。資産が円からドルに変わりますので、ドル資産分は為替の影響を受けなくなります。もちろん、円高になればドルに移した資産が目減りするリスクがありますが、外貨の比率が低水準だと判断し行動しました。
ただし、その後株安になったためドル資産としては目減りしています。円安に傾いた影響で、なんとか円資産としては含み益ではありますが。
割高になったNISA口座の米国株を外貨決済し、円貨決済で特定口座に一定数買い直す
NISA口座で購入した米国株のうち、株価が上昇しすぎて今後下がりそうな銘柄を外貨決済で売却しました。外貨決済は、円安対策です。今後円安がさらに進行してしまった場合、米国株の円による購入額が増加してしまいますが、ドル預り金にしておくことで、ドル・円相場に関係なくドルで直接購入することが可能になります。
とはいえ、株を手放すとさらなる上昇に乗れない可能性も。そこで、株価が下がりそうと予想して売却した株を、「売却時より安い株価で」、「少なめに」、「特定口座で」円で買い戻しました。損失が出ても他の銘柄の利益で相殺できるよう、取引口座をNISAから乗り換えた形です。
この記事を書いている現在、売却時より15%ほど下落しています。そろそろ買い増すかどうか検討中です。
3月末にクロス取引した株の整理
株の保有数量に応じて、優待の内容が豪華になる銘柄があります。そこで、すでに複数単元保有している銘柄の優待を豪華にしようと思い、権利確定日付近でクロス取引を行いました。
ただし1回ではありません。何日かに分けて何回か行っています。
すでに保有している銘柄の追加購入は、取得平均価額に影響します。含み益中でしたので、もしクロス取引を行った数量をそのまま現渡すると以下のようになります。
- 平均取得価額より高値で購入したクロス取引用の株を、購入後平均化された新・平均取得価額で現渡する。(この時、平均取得価額は上がる。)
- 信用取引で売り建てた額と新・平均取得価額との差が利益確定(実現損益)として計上される。
クロス取引で買いと売りを同時に行っているとはいえ、高値で取引すると平均取得価額に影響するので、取引回数を増やして買値を平均化したというわけです。
6月末資産ポートフォリオ
6月末時点の資産ポートフォリオは、以下の通りです。
- 生活防衛資金:日常生活で使用している銀行口座の預金と、所持金
- その他預金:給与天引きの貯蓄
- 株式投資用余裕資金:不安定相場に備えるための予備資金(主に証券口座内)
- 日本株(評価額):保有日本株の評価額
- 米国株(評価額):保有米国株の評価額
- 外貨(評価額):米ドル(米国株の、配当金や外貨決済によるドル建て現金)や財布保管のユーロ
- 優待・ポイント・金券 :未使用の株主優待相当額、ポイント、図書カードやギフトカードなどの金券
- その他:証券会社信用口座内の証拠金、年金保険など
資産比率の増減は以下の通りです。
2Qの予想と今後の展開
2Qに関しては、賞与が無く、4月~6月に株主としての権利が獲得できる銘柄もあまり所持していないため、資産の伸びは僅少とみています。また、所持銘柄のうち、6月と12月に配当基準日を設けていた日本和装HLDGS(証券コード:2499)が、今期より四半期配当を開始したことで、2Qに対する配分も減少しました。
とはいえ、四半期配当は月別収入の格差を軽減する役目もあるので、割安感のあるうちに集めてみました。毎月の収入を平均化するという点において、四半期配当銘柄の株価は定期的にチェックしています。
また、2Qにずれ込んだ高額支払いや、7月のアイスショー・銘菓配布・ふるさと納税の支払いが控えていることも懸念材料です。
遊興費、交際費を控えめにし、雑費の内訳を精査して贅沢・無駄遣いしすぎないよう注意したいと思います。