いかがお過ごしでしょうか、かにみそです。
この度、イオンカードを作り(作ってしまい?)ました。
最近の投稿にて、「イオンカードを作るとしたら、年間50万円の利用が確実でゴールドカードに昇格できるタイミングかな‥‥」と記しましたが、では実際に今イオンカードを作るとどうなるのか、検証することにしたのが始まりです。
検証:今イオンカードを作るとどうなる?
イオンゴールドカードの発行条件は、「年間カードショッピング50万円以上」となっています。
簿記の経験値蓄積のために、お金の流れを把握して財務諸表を作成していたので、昨年1年間の支出はすぐに分かります。家に入金している生活費や社会保険料などクレジット決済出来ないものや、今のところ計上される予定のない消耗品費や修繕費などを除いてリストアップすると‥‥
全てがクレジット決済という訳ではないでしょうが、なんとかいけそうな気がしてきました。最悪の場合、あらゆるチャージ(Amazonギフト、WAON、KOMECAなど)を駆使する荒業も検討しておきます。
しかし、WEB上のありとあらゆる記事が「年間カードショッピング50万円以上」を強調しているので、今まで調べも気付きもしなかったのが以下の部分。
※年間カードショッピング額は、毎年1月11日~翌年1月10日(3月ご請求金額~翌年2月ご請求金額)の合計ご利用金額を集計いたします。
「イオンゴールドカードのご案内」のページより
なんと! 判定期間は、「発行から1年間」というわけではないのか!
「3月請求分~翌年2月請求分」、つまり、「発行元のイオンフィナンシャルサービスの会計期間(決算が2月締め)」に合わせているということですね。
ただ現在は2月上旬。先述した通り、年間利用額の判定期間は「1/11~翌年1/10」ですので、カード作成には悪くないタイミング。欲を言えば、キャンペーンポイントが大幅アップしていた1/8までにカード作成をしたかった‥‥。
検証が少し遅かったですね。
イオン経済圏の確立へ
優待の恩恵を受けるため、イオン系の株式を保有
ひと昔前は、イオンの利用頻度は少なめでしたが、物価高が長引いている事とイオンラウンジが再開した事をきっかけに利用機会が増えました。ディスカウントストアが物価高に合わせて値上げをしていった結果、イオン系のスーパーと比較して価格に大差を感じなくなったのです。(あくまで私見です。)
必然的に、なんでも揃うイオンモールに足を運ぶ機会が増えると、昨年夏から再開した人気(”ひとけ”です、”にんき”ではありません)のないラウンジをたびたび目撃。入場資格が、イオン系の株主(所定の株数が必要)もしくは年間100万円以上のイオンカード利用者という高いハードルになったからでしょうか。
ただ、「静かに寛げる場所」ではあると思いますし、ハードルの高い入場資格はステータスがある程度高い証拠でもあります。
悩みに悩んで、昨年8月の権利付き最終日にイオンの株式を購入しました。イオンラウンジ利用権を獲得できる銘柄はいくつかありますが、2月に加えて8月にも優待の権利を獲得できるのはイオンだけなのです。
こうして、利用機会が増えたイオンでの恩恵をより多く享受するため、イオン(証券コード:8267)、イオンモール(同8905)、イオン北海道(同7512)と、立て続けにイオン系列の株式を保有し始めましたので、2月末を迎えれば以下の権利を獲得できます。
イオン | オーナーズカードでキャッシュバック、イオンラウンジ使用権(月5回) 現在活用中 |
---|---|
イオンモール | イオンギフトカードとイオンラウンジ使用権(月5回、ラウンジは200株が必要) |
イオン北海道 | 優待券で最大10%OFF(オーナーズカードと併用可) (もし500株以上ならラウンジ使用権も) |
ウエルシアホールディングス | 優待でもらえるTポイントはウエル活に 現在活用中 |
イオンカードセレクトの作成
こうなると、イオングループを快適に利用するために外せないのが「イオンカード」です。
現在私が所持しているイオン系のカードは、WAONカードとウエルシアメンバーWAON POINTカードです。
ウエルシアメンバーWAON POINTカード | WAONカード | イオンカード | |
---|---|---|---|
ポイント付与 | 〇 | 〇 | 〇 |
ポイントの貯めやすさ | △(スーパーでのボーナスポイント対象外カード) | 〇 | 〇 |
ポイントの使い勝手 | 〇(ウエル活にも使える) | △(ポイントが2種類あってややこしい) | 〇(ウエル活にも使える) |
現在イオンカード未所持なので、ポイントの貯めやすさか使い勝手か、どちらかが犠牲になっています。
ただポイント集約方法はあるので、試していませんがWAONカードのポイントもおそらくウエル活に利用できるのでしょう。
上表はカードに関してですが、現在のイオン経済圏に話を広げたのが下図です。
この図を見て言えることは、楽天経済圏でいうところの「楽天カード」と「楽天銀行」の利用が無い状態で経済圏を利用しているということです。
今でもお客様感謝デー(5%OFF)の恩恵は受けていますが、利用予定額に応じて都度チャージをする手間だったり、キャンペーン対象がイオンカードのみであったりと、恩恵を最大限に受けられていない状態。これが決定打となり、クレジットカードとキャッシュカードの両方の機能を持つ「イオンカードセレクト」に申し込むことにしました。
もちろん、ポイントサイト経由で申し込むことは忘れていません。
即日発行カードで即日ミッション開始
このまま仮に50万円利用ミッションをしたとして、イオンカードと50万円利用ミッションをしてまで作成するイオンゴールドカードとの比較でお得感に差が出るのかと聞かれれば微妙ですが、イオン銀行口座内の預金につく利息や、イオンモールにてポイント還元率が異なるキャンペーン等ありましたので、損にはならないと思います。
というわけで、2月に入ったタイミングで早速イオンカード作成の申し込みをし、「カード店頭受取りサービス」を利用して即日発行しました。(即日発行カードは仮のカードで、機能としては「イオンのマークが入ったお店での支払い」のみです。)
少額ですが、利用額を積み上げています。
さて、ここから気を付けないといけないのは、「同時に開設申し込みをしたイオン銀行口座から引き落としになる」ということ。当然残高は0なので、使用済で引き落としが確定の状態である今、うっかりして入金を忘れると「新規発行したカードが原因で今までのクレジットヒストリーに傷が付き台無しになる」状態なワケです。
本カードが来たら、早めに入金しに行きます。
まとめ
ついつい作ってしまった6枚目のクレジットカード。ですが結果的には「オンラインでも実店舗でも大きな還元効果を発揮する経済圏が出来たのではないかな」と思います。
ネット通販が強みの楽天と、総合スーパーが強みのイオン。この2つの経済圏を主として、臨機応変に決済手段を見直していきたいと思います。