いかがお過ごしでしょうか、かにみそです。
年が明けてからしばらくして、資産運用成績の集計を始めました。
とは言っても、今期(23.12期)4Qの成績ではありません。資産運用を始めてから今に至るまでの、いわゆる通算成績の集計です。
昨年1月に、前年分(2022年分)までを集計しているので、2023年分のデータのみ集計して追加し作成しました。
(投資開始月~2022年までの運用成績はコチラ。集計に至った理由なども投稿しています。)
資産運用成績の集計結果
投資元本の推移
まずは、投資元本をベースにしたグラフです。投資開始月からでは横軸が長くなるので、直近5年分に絞りました。
2021年7月より、生活費(の一部)と投資元本が混在し〇の部分のように投資元本が減少するようになっています。(楽天銀行の口座を開設したことがきっかけとなり、楽天カードの引き落としを楽天銀行に変更し、楽天銀行と楽天証券をマネーブリッジサービスで連結したのが要因です。)
また、個別株のみに投資してきたことで経験値もある程度積み上がったと判断し、リスク資産への資金投入(リスクオン)に大きく舵を切ったのもこの時期です。
配当金・株主優待相当額の推移
続いて、株主優待相当額のデータが反映されたグラフです。
優待銘柄の新規保有により、今年は優待が大幅に増えました。なんと、このうちの約8割がプレミアム優待俱楽部の優待ポイントです。利回りは年1.1%前後となりました。
配当利回り3%以上の銘柄を多く保有しているつもりなのですが、配当金による利回りが今ひとつに見えてしまうのは、そのほとんどを特定口座で保有してしまっているからでしょうか。(課税により20.315%徴収されるので、利回りが2割ほど落ちます。)新NISAを上手に活用したいところです。
トータルリターン率の推移
最後に、トータルリターン率のデータが反映された直近5年間のグラフです。(株主優待相当額は考慮しておりません。)
大きくリスクオンのポジションを取った2021年7月以降は、今のところ1度も元本割れはなく、運用成績(折れ線)が中央の赤線より上をキープしています。2021年7月以前と比べて運用成績の起伏も少なく感じ、緩やかに上昇基調で資産運用が順調な証拠です。投資額を増やしたことで銘柄数も増え、リスクが上手に分散されているのかもしれません。
投資開始月からの平均運用利回りは、年率4%くらいで落ち着きそうです。
今後の課題
昨年挑戦するか検討中だった外国株の信用取引は見送り中です。外国株は円安による為替差益のおかげで命拾いしているだけで、ドルベースでずっと$1,000程度マイナスです。この状況で信用取引に手を出したら‥‥。
投資信託も見送ってきましたが、今回作成した資料から見えた課題は「外貨建ての配当金の少なさ」と感じました。というわけで、今更ながら敬遠してきた投資信託が視野に入ってきたかもしれません。
今のところ目を付けているのは、「外貨建てMMF」という商品です。外貨建て、つまり“外貨で”運用する投資信託の一種です。「外貨を増やす」ことが目的なので、外国株に投資するために用意した利息なしのまま眠っている外貨預り金を運用に回し、少しでも外貨を増やす対策をしたいと思います。
まとめ
運用成績を振り返るとともに自分の投資経験も振り返り、成績が良くなった4年目あたりから自分なりの投資スタイルを見つけられているのかな、と感じています。
もちろん投資に「絶対」はないので、中には失敗した投資もいくつかありますよ。10万円以上の損失を抱えたまま塩漬け(売り時を逃して放置)した株もありましたが、昨年見切りをつけて手放し、日本株においては保有銘柄がスッキリした感じになりました。あくまで私見ですが、今のところ売る理由が無い銘柄ばかりなので、保有して株主の恩恵を受けたいと思います。
思考は人それぞれなので、投資スタイルも人それぞれ。知識・経験を積んで、自分に合った運用方法を見つけていきましょう。